「なんか元気ない…」と思ったら早めの対処が肝心。症状→原因→対処をひと目で確認できる早見表と、失敗しない塩浴0.3%のやり方をまとめました。
結論:まずは<水温安定/部分換水/塩浴0.3%/別容器で観察>。薬に頼るのは最終手段でOK。
病気・不調の早見表
症状 | 主な原因 | 初動 |
---|---|---|
ヒレが閉じる・底でじっと | 低温・水質悪化 | 1/4換水、22〜24℃目安に保温、塩浴0.3% |
白い点々(白点) | 温度変化+寄生 | 温度安定、塩浴0.3%、観察 |
体表が白っぽい/綿状 | 水カビ | 患部の負担軽減、塩浴0.3%、清潔維持 |
尾ぐされ(ヒレ先がギザギザ) | 細菌・水質 | 換水強化、塩浴0.3%、過密解消 |
水面パクパク | 高水温・酸素不足 | 送風/遮光・水面を揺らす・部分換水 |
塩浴0.3%のやり方(失敗しない手順)
- 別容器を用意(できればヒーター・エアあり)。
- 塩は食塩(添加物なし)を使用。1L水に3gで0.3%。
- 水温は飼育水と同じに合わせ、エアは強め。
- 期間は2〜5日を目安(症状次第)。毎日1/3換水→同濃度で調整。
- 回復後は急に真水へ戻さず、0.1%ずつ段階的に薄める。
注意:水草は別容器へ。塩濃度は秤で正確に。過密・低温・餌の与えすぎを同時に見直すと再発防止。
おすすめツール
▶ デジタルスケール(塩計量用)
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▶ 隔離用プラケース(小)
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▶ ヒーター(小型/温度固定)
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予防がいちばんの薬
- 週1の1/4換水(室内)/2〜4週で1/3(屋外)
- エサは1分で食べ切る量まで
- 新規導入は別容器で1週間観察してから合流