ベランダ・庭・軒下で日光を活かす育て方。増やす・色揚げ・越冬まで、これ1本でOK。関東(千葉)想定では繁殖最盛期は4〜10月。
結論:迷ったら「トロ舟40〜60L or NVボックス#22+赤玉土薄敷き+ホテイアオイ」。直射は午前だけ、午後は日陰(遮光30〜50%)。
容器とレイアウト
- 容器:トロ舟40–60L/NVボックス/発泡容器(深さ20cm↑が安心)
- 底:赤玉土1〜2cm薄敷き(濁り・pH安定)
- 水草:ホテイアオイ、マツモ、浮き草で隠れ家と産卵床
- 位置:半日陰。夏は西日の直射を避ける
- フタ・ネット:猫・鳥・落葉対策に必須
おすすめ品リンク
▶ トロ舟 60L
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▶ NVボックス #22
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▶ 赤玉土 小粒
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▶ 遮光ネット(30〜50%)
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▶ 落葉ネット(鳥猫・飛来物対策)
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▶ 水温計(屋外用)
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水づくりと導入
- 設置場所を決め、容器を水平に置く。
- 赤玉土を薄敷き→水を静かに注ぐ→カルキ抜き。
- 水草をセット。エア無しでOK(屋外は酸素が溶けやすい)。
- 1日置いてから導入。最初は少なめに、様子を見て匹数UP。
サイズ別の匹数目安(屋外)
容器 | 推奨匹数(成魚) | メモ |
---|---|---|
NV #13(約12L) | 8〜10匹 | 夏の高温に注意 |
NV #22(約22L) | 15〜18匹 | 入門に最適 |
トロ舟60L | 35〜45匹 | 繁殖・選別が楽 |
水換えとコケ・ボウフラ
- 水換え:2〜4週ごとに1/3。夏は蒸発分を同温で足し水。
- コケ:メラミンで軽く。完全除去しないほうが安定。
- ボウフラ:多い時は網で回収。過密と水草モサモサは残りやすい。
夏・冬・雨風対策
状況 | 対策 |
---|---|
猛暑(35℃級) | 遮光30〜50%/水量多め/午前のみ日光/打ち水 |
豪雨・台風 | 縁にあふれ防止穴・容器固定・雨後に1/4換水 |
冬越し | 深さ20cm↑/落葉は取り除く/10℃以下は給餌極少or停止 |
外敵・事故対策
- 猫/鳥→ネットでフタ。スキマは結束バンドで固定。
- 農薬飛来→散布日や風向きに注意。翌日は念のため換水。
- 小さな子ども・転倒→台座は必ず水平、足元を安定させる。
トラブル早見表
症状 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
水面パクパク | 高水温/酸素不足 | 遮光・部分換水・水面の波立ち |
突然の★ | 雨水急変/農薬 | 1/2換水・活性炭一時使用 |
白点 | 温度変化+寄生虫 | 温度安定・軽度は塩浴0.3% |