グリーンウォーター(GW)は稚魚の生存率UPや発色に有利。ただし濃すぎは要注意。ここでは作り方・濃度調整・透明水への戻し方までをまとめます。
結論:屋外で日照+軽く給餌→数日でGW化。視認性が落ちたら薄める(1/4換水)。稚魚卒業や観賞重視なら、段階的に透明へ。
作り方(安全第一の手順)
- 屋外の容器にカルキ抜き水+水草を入れ、日当たりの良い場所へ。
- 軽く給餌(粉餌をごく少量)。過密・与えすぎはNG。
- 2〜7日で薄緑→緑に。濃くしすぎないこと。
濃度の目安と調整
色の目安 | 使いどころ | 調整 |
---|---|---|
薄緑(文字が余裕で読める) | 稚魚/成魚の日常 | ベスト。維持を心がける |
濃緑(文字が読みづらい) | 稚魚の歩留まり向上 | 1/4換水で薄める |
真っ緑(中が見えない) | 酸欠/夜間低酸素リスク | 1/2換水で一気に薄め、以後薄緑を維持 |
透明水への戻し方(観賞用)
- 毎週1/4換水で段階的に薄める
- スポンジFで水面を揺らし、日照/餌量をやや控えめに
- 急な全換水はNG(ショック)
あると便利
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よくあるQ&A
- GWは室内でも作れる?→ 光量不足で難しい。窓辺+ライト強めでも可だが藻の偏りに注意。
- 臭いが気になる→ 濃すぎ。1/4〜1/2換水、過密と餌量を見直し。
- 夜の酸欠が心配→ 水面を揺らす/弱エアを。真っ緑は避ける。